Chaos Fujiyama

Thank you, London. Hello, Tokyo.

久しぶりの更新はここ東京から。と言っても今は群馬の温泉に向かう途中。

東京に着いて一番最初に感じたことは「ダウナーな空気」だった。それは僕だけなのかもしれないけれど、勢いを殺すようなどんよりとした空気だった。ジョジョの奇妙な冒険第4部の決して振り返ってはいけない道のようなイメージかな。ロンドンに「TOKYO DINER」という日本風定食屋さんがあるんだけど、それを文字って僕はこの閉塞感をTOKYO DOWNERと呼んでいる。

別にそれに対して喝を入れたいわけではない。それならそれでいい。僕はそういう男だ。

たかだか数ヶ月で、世の人のように充実したものではなかったけれど、精神的な成長ができたと自負している。かつては精神的に今以上に若く、気になって仕方なかったことが今はどうでもよく思える。自分は自分、ということを理解させてくれた時間だった。自分が気にしていることの多くが、他人を気にしていることだったのだ。

信号待ち、誰かが渡るとつられて身体が動いてしまう。これは本能だそうだ。人は動くものを無視することはできない。動きは変化で、今の平穏が続かないことを表す。人が反応してしまうのは、生きるためのセンサーなのかもしれない。

ところでカメラには色んなセンサーが働いている。身近なものだとオートフォーカスがある。しかしいざ実際に撮ってみると、若干の誤差があることがある。とても神経質だけれども、より大きな画面で拡大して見てマニュアルで調整してみないとイマイチしっくり合っている感じがしない。

流行もお金も心もおっぱいも、みんな動くものだ。動くものに心が奪われるのはセンサーが働いているからだ。しかしセンサーに頼り過ぎると、仕上がりはピンボケしているかもしれない。

ただ、誰かはピンボケ写真も「味がある」って言うんだから価値観は人それぞれだけどね。



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