Chaos Fujiyama

Fleeeeeeeeet Foxeeeeeeees

昨日、ずっと観たかったFleet Foxesのライブを見てきた。場所はHMV apolloで最寄り駅の近くだったので帰りはいかなる交通機関を利用しなくとも徒歩で帰れるという個人的にはとても都合のいい場所だった。チケットはRear Circle Standingで£23.50。つまり2階席の最後列の後ろの通路に立って観る、ステージからは最も遠い席だ。他のエリアの値段がこれと同じなのか違うのかは知らないけれど、とにかく観たい人には問題ない。3日間同じ場所で公演があるうちの3日目で、僕が買おうとしたときには前2日は売り切れていたことからも彼らの人気具合が計り知れる(HMV apolloのキャパは約9000人)。

こっちのライブはひたすら待ち時間が長い。GUNS’N’ROSEだったら翌朝に始まるんじゃないか…っていうのは冗談だけど、10巻ぐらいの漫画なら待ち時間で全部読めてしまう程だ。なので、19時開場だったけど待ち時間を見越して20時過ぎに入場した。入ったときにはオープニングアクトがやっていた。みんなビールばっか飲みまくっているので僕もビールを買おうと思ってバーに行くと、愛飲しているギネスの値段が1パイント(568ml)£4.95!パブだと£3ぐらい(スーパーだと£1.5ぐらい)なので、とても高く感じてしまった。ここで効用について考えてしまったんだよね。確かにアルコールでハイになって気持ちよくライブを観てハッピーになるのもいいけれど、僕にとってはハイになるのを戸惑うほど足元を見られまくっている気がした。£5近くお金を出してハイになって得られる満足度は低いと僕は判断をした。もちろん人はこれをケチと思うかもしれない。しかしそうではない。人はお金を多く払うためにお金を払うのではない、満足度を得るためにお金を払うのだ。£5のビールに金は出さないが、£100のコーヒー豆には金を出すかもしれない。逆に1万円のワンピースよりも、1000円のブーツの方が人を満足させるかもしれない。それぞれがそれぞれの満足を得るためにお金と交換するのだ。ちなみに莫大なお金を出せば満足したと思い込む作用が強く働く。(たとえば自己啓発セミナーやカルト教に出したお金のように。もっと言えばマイホームも。)

話を戻すと、結局本人たちが出てきたのは21:15。内容は文句ない。倍音が聴こえてきそうな綺麗なハモりで、演奏がうまいのは当然で、もうかっこいいってチープな表現しかできない自分がもどかしいんだ。もちろんスタンディングオベーションで送りましたよ…まぁ立ち見なんだけど。自分がもしバンドをやるならこういうバンドがやりたいと思ったり。で、終わったのが22:45。

帰り道を歩きながら「これが新木場とかZepp Tokyoだったら帰るの面倒だなー」と思った。そう、新木場で9000円のチケットは10000円なのだ。まぁりんかい線を使わなければいいだけなんだけど。そんなことを考えてたら無性にラーメンが食べたくなって、帰り道で何かをする(食べたり飲んだりする場所の)選択肢が多い東京はいいよなぁなどと考えながら家路についた。