Chaos Fujiyama

“Time is Money”, I heard.

先日、野暮用で病院に行った。電話で予約すると3:30なら空いているとのことなので、その時間に予約した。

30分ぐらい前に着いて「あまり早く行ってもなぁ」と思い、20分ぐらい外で時間を潰してから入った。予約した時間よりも余裕を持って受付を済まし、通された場所のソファで待つ。しばらくパラパラとページをめくり、読んでいた雑誌を読み終わってしまった。時計に目をやると3:45。15分ほど待っている。それから5分ぐらいして名前が呼ばれた。

つまりは3:30に予約して3:50にようやく通されたということだ。これって予約の意味があるのだろうか?3:30に受診するための予約じゃないのだろうか?

時代は変わって高校時代。修学旅行か何かで学年全体でどこかへ行ったときだ。よく言われるのが「5分前集合」というやつだ。集合時間が「11:00」なら、実際には「10:55」にはいるように!ということだ。僕と友人のアベちゃんは何かの係で、その係の集まりがあった。僕らは遊んでいて少しギリギリになったが、なんとか集合時間の5分ほど前に着いた。僕らと違って優秀な他の生徒たちは、全員そこにいた。そこで遅れて入ってきた僕らに向かってある教師が怒鳴った。

「お前ら何遅れてきてるんだ!」と。

すかさず僕らは「えっいや5分前ですけど。」と言い返した。するとその教師は「そぉんなことなぁい!俺の腕時計は電波時計だ!これだと4分前だ!」と怒鳴った。これから分かる通り、この教師の頭の中身はパンケーキで、とても言い返す気が失せてしまった(というか言い返すよりも黙って反省してる風にした方が簡単に済むのだ)。5分前か4分前か知らないけど、ならその電波式の腕時計が示す時間をみんなが共有できるようにしろよ、と他にもツッコミどころはあるけれどやはり一番は、5分前集合に遅れたのを怒られるということは、5分前集合の5分前集合を心がけなければいけないということだ。そんなバカげたことがあるだろうか?ちなみに別の機会に言っていたのだけど、この教師は5分遅れて100人に迷惑をかけたなら、それは500分という時間を奪ったことになるんだぞ!と真面目に諭す(5分x100人)。この100人は異次元にいるのだろうか?これは、あと50年生きれる男とあと50年生きれる女は二人で100年の時間を持っているということになる。いやいや、この二人が夫婦でも、二人の時間は50年に変わりはない。

偉そうにツラツラ書いたけれど、僕は時間にルーズだ。ここ数年は待ち合わせに間に合ったことはない(と記憶している)。とても自慢できることではなく、むしろ恥ずべきことだというのは分かっている。よくないことだけど、「遅れる」と一言知らせれば罪が軽くなる気がしている。今もし携帯電話がない世界だったら、僕はもうパニックだろう。何がなんでもその場所に行かないといけないから。相手は来るか来ないのかも分からずとりあえず1時間は待っているかもしれない。それでも来ないと、事故に遭ったんじゃないか、とか心配し出すかもしれない。もしかしたら違う場所で待っているかもしれない!という予想もできる。

離れたところにいる相手にコンタクトできるのは素晴らしい。でも使い方を間違えると、不特定多数に個人的な(下世話な)話を発信してしまって取り返しのつかないことになることもある。1対1ぐらいのコミュニケーションがちょうどよかったんじゃないかと思う。自分は狭い部屋の中で話しているつもりでも、そこが論壇になりえるんだな。(まさにこの文章もそう。)

「時は金なり」っていうけど、時間を無下にしまくってる僕がつぶやいてみました。(全然関係ないけど、常盤兼成”ときわかねなり”って武将いそうだよね)



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